ホーチミン市8区で13日、20才前後とみられる青年が電線を盗もうとして感電し、意識不明の重傷を負った。
近所の住民の証言によれば、午前3時40分ごろ突然、爆発音が2回連続で起こり、飛び起きて外を見てみると、電線が燃え、パチパチと音がした。柱上変圧器の下へ行ってみると、一人の青年が黒こげになり、頭から血を流していたという。
この青年は約30分後救急車で運ばれたが、生存の見込みは低いとみられている。柱上変圧器にはペンチがついたままになっており、青年は電線を盗もうとしているときに感電した模様。この事件のため、現場付近一体で一時的に停電が発生した。