タインニエン誌独自の取材で今回ハイフォン市税局の不正行為が明るみに出た。毎年お正月や開放記念日、独立記念日に同市税局は、「今後の納税業務を円滑にする為」の経費が必要だと称し、人民委員会副主席のお墨付きの元、税務局を通じて1度に3億5000万ドン~5億ドン(約260万~370万円)を受け取り、5000万ドンを税務局職員にキックバック、残りは同市税局組織部の管理する「管理帳」に基づいて各組織、個人へ分配していた。「管理帳」には同市行政機関の各長、部長、係長などの他に新聞記者の名前が含まれているという。