メコンデルタ地方ティエンザン省で6日、行商人のチャン・ティ・ソアンさん(56・女性)が、同省観光商業局に対して訴えを起こした。事の発端は、先月1日、ソアンさんが同局の事務所前で観光客にサングラスを売っていたところ、事務所の守衛にスタンガンで3度も電気ショックを与えられ、気を失った後病院に運ばれ、全治1週間以上と診断された。
回復したソアンさんは、治療代の請求とこの職員の処分を求めて観光商業局に2度談判したが、同局はこれに一切対応しなかった。その後公安に持ち込んでも解決されなかったため、ソアンさんはついに裁判所に訴えたのだった。