ホーチミン市警察は11日、市内のホテルで売買春行為を行っていた3組の男女を逮捕した。彼らの供述からファン・ティ・ミー・ハイン(28歳)という女が高級娼婦のあっせんを行っていることが発覚した。
ハインの本業はバー数軒のマネージャーで、そこで得られた人的コネクションをこのサイドビジネスに悪用していた。ハインはハノイからホーチミン市に出稼ぎに来ている女たちを中心に、「若さ」・「美しさ」・「モダンさ」などを基準に厳しい選別を行っていたので、ハインの「商品」は皆モデル級のイイ女だと評判が高かった。
取引は、ハインがマネージャーを務めるバーで行われ、客はバーで待機している女たちの中で気に入った女がいればハインと交渉してホテルの手配を依頼する仕組になっていた。一晩の料金は100ドル(約1万2000円)でハインの取り分は40万ドン(約3000円)だった。また、客が女を旅行に同伴したいと希望する場合は、一日300ドル(約3万6000円)でこれを請け負っていた。ハインはホーチミン市内のホテルを舞台に、約3カ月間にわたって高級娼婦のあっせんを行っていたと容疑を認めている。警察はハインの容疑の詳細について明らかにするため、引き続いて捜査中だ。