今月9日、カンボジア国境に近い東南部地方タイニン省の金(きん)販売店が短銃を持った武装強盗団に襲われ、通行人ら2人が重軽傷を負い約6キログラムの金が奪われた事件(※関連ニュース参照)で、容疑者3人が地元タイニン省警察とカンボジア警察の合同捜査の結果逮捕された。
供述によると、この3人はいずれもカンボジアの国境警備隊員で、主犯格である警備隊の上司に誘われて犯行に加わったという。現在、この主犯格の男は妻と共に逃走を続けており、カンボジア警察はこの2人を全国に指名手配した。15日にはタイニン省警察の特別部隊もカンボジア入りし、カンボジア警察と合同で残りの容疑者の行方を全力で追っている。