12日、北部バクニン省の省都バクニン市の警察をダオ・ティ・ハーさん(18歳)が訪れ、レイプされたと訴えた。ハーさんは、彼女の働く食堂の客に金回りのいい男がいて、誘われるままに食事に行ったところ、無理やりホテルに連れ込まれ乱暴されたと警察に語った。
病院で診察を受けたところ、確かにハーさんの処女膜は破れていたが、彼女の身体に暴力を振るわれたあとはなかった。不審に思った警察が再度事情聴取を行ったところ、性行為は合意の上だったとハーさんは認めた。
しかし、この男は自分に処女を与えれば、引き換えに400万ドン(約2 万9000円)と携帯電話と腕時計をやると貧しい少女の弱みに付け込んでおきながら、ことが済むと約束を破って行方をくらましていた。警察は、未成年者との性行為は合意があっても児童淫行罪に当たるとして、同省クエボー郡在住のホアン・コン・ルエン(30歳)という男を逮捕した。ルエン容疑者は建設仲介業を営んでおり、金回りのいいプレイボーイとして地元では知られた存在だった。