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2007/07/16 07:25 JST配信
中部ダナン市のリエンチエウ区とタインケ区で10日午後、住民数百人が刺激臭を訴えて避難するという事件が発生した。刺激臭は約30分後には治まったが、周辺住民らは涙、鼻水、口の周りの腫れなどの症状を訴え、気を失う女性や呼吸困難に陥る幼児も出る騒ぎとなった。
関連当局の調べにより、問題の刺激臭は第5軍区技術局にあるCK55倉庫群から発生したことが明らかになった。同技術局では当時、使用期限の切れた爆発物を処理していたが、本来なら処理用の穴を掘り化学物質を使用するところを大量の石灰を使用したため、この刺激臭が発生し周辺地域に広がったという。
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