13日午後、ホーチミン市1区ディンティエンホアン通り173番地の5階建てビルの建設現場で、このビルのすぐ隣に事務所を構える警備会社所属のガードマンらが常軌を逸した暴力行為を働き、多くのけが人が出る事件が起きた。
当時、現場では数十人が建設作業中だったが、突然乱入して来たガードマンらが怒鳴り声を上げながら鉄の棒で手当たり次第に周囲のガラスや蛍光灯を叩き割ったり、作業員のバイクを壊したりしたため、現場は大混乱に陥った。さらに、作業員の多くが殴られたり首を絞められたりしたため警察が駆けつけたが、ガードマンらは非協力的な態度でこれに応じた。
今回の騒ぎは、警備会社のガードマンらが建設工事で発生する騒音に腹を立てて起こしたと見られているが、本来人々の安全を守るべき職種の人間がこのような暴力行為に訴えたことに対する市民の非難の声が高まっている。