北部ハイフォン市レチャン区警察は21日、妻の2歳になる連れ子を虐待した疑いで同区在住のレ・クアン・ドク(42歳・男)を逮捕した。
前日の20日午前7時半ごろ、地元警察にグエン・ティ・ホアさん(39歳)の2歳の娘グエン・ティ・クイン・フオンちゃんが義理の父親であるドク容疑者から虐待を受けたとの通報があった。警察が現場に急行し、全身青あざだらけのフオンちゃんを病院に搬送した。母親のホアさんによると、19日夜に仕事から帰宅すると、夫がフオンちゃんを大声でしかりつけていたという。
ドク容疑者は取り調べに対し、フオンちゃんが母親を恋しがって泣くのに腹を立てて、泣き疲れて声を出せなくなるまで電線で叩き続けたと供述している。同容疑者は今年7月にもフオンちゃんの頭にガラスのコップを投げ付けて7針縫う大けがを負わせていたことが分かっている。同容疑者はこれまでに3度の前科があり、出所直後の昨年6月からホアさんと暮らしていた。