10月31日午後1時20分ごろ、ホーチミン市トゥードク区のウーダム寺付近を通る統一鉄道の踏切をバイクで通過しようとした青年2人が、列車にはねられる事故が起きた。ある目撃者は「列車が警笛をあげて近づいていたので、踏切番や現場にいた通行人らが2人を止めようとしたがその制止を振り切って踏切に突っ込んだ」と語った。
2人は同市5区在住のチャン・バン・ズンさん(25歳)とチャン・バン・チュオンさん(23歳)の兄弟。2人は列車に跳ね飛ばされ路上に叩きつけられて即死、バイクも大破した。現場は鉄道事故の多発地点として知られる場所。ここでは毎年10件以上の事故が起こっているという。