公安省・社会秩序犯罪捜査警察局は21日午前10時、南部ドンナイ省ビエンホア市内の公共インターネット店「ネットナム」をアダルト映像放映の容疑で摘発した。
摘発には捜査員50人が出動し、店内にあったアダルト映像を記録したパソコン65台のうち20台を押収した。また、ここは利用者のほとんどが大人ではなく中学生の「生徒向けアダルト映像視聴ネット店」で、摘発時には夏休み中の中学生約40人が店内にいた。
公安の調べによると、このネット店の営業時間は午前7時半から深夜12時までで、1日あたり数百人の生徒が利用していたという。また押収された20台のパソコンの中には全260本のアダルト映像が記録されていた。
さらに驚くことに、このアダルトネット店「ネットナム」はドンナイ省社会秩序行政管理室の室長夫人が経営しており、場所もドンナイ省公安本部からわずか数百メートルという立地だった。