台湾のウェブサイト「中時電子報」が伝えたところによると、今月10日台湾・桃園県内の建物の一室でベトナム国籍のグエン・ティ・トゥイさん(女性)が死んでいるのが発見された。発見当時トゥイさんは首をつり、地上1m60cmの位置で、右手が手すりとつながれた状態だったという。
トゥイさんはハノイに隣接した北部地方ヴィンフック省の出身で、2004年5月から台湾に看護婦として派遣されていた。台湾当局の調べによると、トゥイさんは自殺の3日前に派遣先から解雇を通知されたばかりだったという。しかし当局では、自殺にしては不自然な点があるとし、自殺、他殺の両面から捜査を続けている。