近年新たに開発されたハノイ市郊外の新都心高層マンション地区では、マンションの1室に市場(いちば)が立つ。近場の市場から出張販売者を招き、野菜や肉、魚をマンションのドア前で販売してもらったり、居住者自ら居室を市場として改装、住民のたまり場としたりするのだ。
市当局やマンション管理会社は、住居内でのモノの販売や市場の形成を、美観や騒音、衛生上の問題から禁じている。しかしながら、多くのマンション地区は、近場に既設の市場がないにもかかわらず、マンション設計時に市場スペースの確保が「忘れられて」おり、近場にあるのは、冷凍食品ばかりでしかも夕方には品切れになるスーパーマーケットのみだ。このように日常の買い物にきわめて不便な環境にあるため、問題解決は難しい。エレベーターのボタンを押すだけで、新鮮な生鮮食料品が手に入るこの闇市は、売値が多少高かろうが、騒音が発生しようが、マンションの住民にきわめて好評なのだ。
市当局はこの問題について、「市場スペースがないのは一部の古いマンションだけで、ディンコン・リンダム・チュンホア-ニャンチンなど新しいマンション地区は、テナントスペースを作ってあるはずだ。住民の主張通り生活インフラが整っていないならば、それはマンション設計企業側の責任である。闇市を立てて自力解決するのではなく、市人民委員会に苦情を申し出てほしい」と住民に訴えている。

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