17日、ホーチミン市人民裁判所はタイ人のプタサ・ヌチン被告(32歳)に偽造通貨行使罪で1年6カ月の懲役刑を言い渡した。
昨年5月、ヌチンは同市内で偽の100米ドル札を使って、6米ドルの絵画を購入後、他店でも同じように偽100米ドル紙幣で8米ドルのスカーフを買った。同店の店主がその紙幣を両替所に持ち込み、偽札であることを発見、公安に通報した。
公安はヌチンを逮捕後、滞在していたホテルの部屋を捜索、偽札を使用し、お釣りを手に入れるために購入したと見られる数米ドル相当の多数の箸、コップなどの安価な商品と、手に入れたお釣と見られる合計1000米ドル以上の小額紙幣(本物)を押収した。