日本の厚生労働省は、ラムドン省農業供給会社が日本向けに輸出した乾燥パセリの残留農薬検査を行った結果、日本が定める基準値0.01ppmを超えるクロルピリポス0.08ppmを検出したと発表した。
これにより、同省は各検疫所に以前は輸入量の5%であった検査量を50%に引き上げるよう要請した。更に今後、もし同様の違反が発見された場合、輸入分すべてにあたる全量検査を実施し、検査結果が出るまで通関できない措置を取る決定をした。
ベトナム商務省は、日本向け輸出野菜の損害を防止するために、同商品の生産・輸出各業者に対し、クロルピリポス残留量の検査を厳重に行うように要請した。