ベトナムの街では住宅の壁に赤や緑色のペンキで電話番号が書かれているのをよく目にする。これは「穴あけ(Khoan)、切断(Cat)、コンクリート(Be Tong)」の頭文字を取ってKCBTと呼ばれる大工仕事請負人の電話番号である。彼らは個人経営で、新聞などで宣伝を行うほどの費用がないので人目に触れるところに手当たり次第連絡先を書いているのだが、これらの電話番号が街の景観を損ねているとしてかねてより社会問題になっている。
ハノイに住む建築技師のヴィエットさんも大学生の頃からKBCTの電話番号を消すための奉仕活動を行ってきたが、いくら消してもすぐに新たな書き込みが行われる状況を打開するために全く別の解決方法を思いついた。それは街中のKCBTの電話番号を集めたウエブサイトを開設することだった。ウエブサイトで宣伝できれば他人の家の壁を汚してまで宣伝を行う必要はなくなると考えたのである。
こうしてwww.khoancatbetong.netという大工仕事請負人の電話番号サイトが誕生した。「私たちにとって欠かすことのできないKCBTの連絡先を宣伝し、街の景観保護にも貢献できれば嬉しい」と語るヴィエットさんは自分の足でハノイ中の電話番号を集めるだけではなく、親戚や友人の協力を得て全国の電話番号を掲載している。始動から3ヶ月で集められた電話番号は数千件に達した。

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