北部ハイフォン市で8月31日、偽の株券を販売しようとしていたグループが逮捕され、現場からは推定で約600万米ドル(約7億円)相当の偽造株券が押収された。彼らはヴィエト・トアン・カウ(Viet Toan Cau)という合弁企業の名前を利用し、事前にインターネットなどで今回の取引について広く宣伝活動を行っていた。
ヴィエト・トアン・カウ社は実在の企業だが、税コードが割り当てられていないためにまだ営業を開始しておらず、証券業務に必要な許可書も取得していなかった。
主犯格の男はベトナム系アメリカ人のリー・フウ・ホアン(61)で、警察の調べに対し同容疑者は、計画から実行まで自ら主導したことを認めているという。