ホーチミン市人民委員会はこのほど、来年から廃止されることが決まっている軽トラックを改造した乗り合いタクシー(12人乗り)を来年以降も継続使用することについての許可をグエン・タン・ズ首相に上申した。また、車の使用年限が切れた場合に廃止することを提言している。
同市人民委の説明によると、同市の道路のうち、大型バス(座席数45席以上)の走行に適した幅員12メートル以上の道路は約14%に過ぎず、その他の幅の狭い道路では乗り合いタクシーやバイクなどの走行にしか適していないという。同市では現在、2002年以降に投入された約700台の乗り合いタクシーが運行している。