グエン・タン・ズン首相はこのほど、国家監査院に対しホーチミン市人民委員会、計画投資省、建設省と協力して、韓国のヒュンダイ・ロテム社が訴えている問題について調査し報告するよう求めた。
ヒュンダイ・ロテム社はホーチミン市のトゥードクBOO浄水場の施工を請け負っていたが、投資主体のトゥードク水道BOO(建設・所有・運営)株式会社(TDW)から工事遅延を理由に昨年8月一方的に契約を打ち切られた。しかしヒュンダイ側はこれを認めず、今年3月には資材奪取事件にまで発展、政府に問題の解決を求めていた。
ズン首相は国家監査院と関連機関に、法律に則り適切な解決案を5月中に提出するよう指示している。