ホーチミン市人民委員会はこのほど、同市タンビン区のチンタム情報提供サービス社を通信分野と商業分野での行政違反行為により罰金2000万ドン(約10万円)を科す決定を行った。同社はベトナムで提供と利用が認められていない通信サービスを提供していた。
調べによると、チンタム社は携帯電話の音声を盗聴できる「スパイフォン」というソフトウエアを依頼客の携帯電話にインストールするサービスを提供していた。当局は同社でこのソフトウエアがインストールされた携帯電話1台を押収した。最近ベトナムでは「スパイフォン」を使って他人の個人情報を盗み出す事件が増加傾向にある。