ベトナムでは伝統的に家族の価値が重んじられているが、ハノイ市やホーチミン市など都市部では、家族の反対を押し切って一人暮らしを選ぶ若者が増えている。
ドイツ留学10年の経験を持つグエン・ドク・タンさん(35歳・男性)はハノイ市のソフトウエア会社のマーケティング部長。朝早く出勤し夜遅く帰宅する生活で、両親に迷惑をかけたくないとの思いから一人暮らしをしている。しかし元教師の母親は、子どもは何歳になっても親と一緒に暮らすべきとの考えだ。
公務員のレ・トゥイ・フオンさん(27歳・女性)も一人暮らしを決心した。両親のアパートは家族6人が暮らすには狭すぎるうえ、世代間の考え方の違いに耐え切れなくなったからだ。母親は「結婚するまでは両親と一緒に住むのが当然」と主張したが、1カ月の話し合いの末、親の目が行き届く範囲内でという条件で両親宅近くに住居を借りることになった。
社会発展サポートセンターのブー・テー・ロン副所長は「伝統的な考え方では、大家族は幸福と繁栄を意味していた。しかしそれは生活が苦しかった時代の話で、その方が親子双方にとって都合がよかった。今では子どもたちも自分で稼いで生活することができる。未婚の子どもが一人暮らしをするという選択肢を認めてもいいのではないか」と語った。

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