東南部ビンズオン省獣医支局と同省ジアン郡当局は13日、同省タンドンヒエップB工業団地内で死んだ4頭の牛の焼却処分を行った。ジアン郡タンビン村の住民サウさんは「12日午後、同工業団地内の第2道路付近で牛の群れに草を食べさせていたところ、うち5頭が突然倒れて死んでしまった」と話している。目撃者によると、牛は道路近くの水たまりの水を飲んだ後、よろよろ歩きとなってけいれんし、口から泡を吹いて倒れたが、その間わずか5分ほどだったという。
通報を受けた獣医支局とジアン郡当局は現場で牛が飲んだとみられる水や死んだ牛の肉を採取した。獣医支局のチュオン・バン・ドク支局長は「牛は何らかの毒物で死んだ可能性が高い。サンプルの検査結果は数日後に分かる見込みだ」と語った。