ベトナムでは2009年7月から、商品やサービスなどの価格を外貨で表示することや代金を受け取ることが禁止されている。しかし旅行業界では今もツアー価格のドル表示が横行している。24日付カフェエフが報じた。
ホーチミン市の多くの旅行会社で、「カンボジアツアー3泊4日、○○万ドン(××USD)」といった看板表示が普通に見られる。ただし外貨の持ち合わせがない場合は、自由市場での取引価格でベトナムドンに換算するといい、ドン表示の価格は無視されてしまうようだ。
ある旅行会社の代表はドルで価格表示することについて、「外国に出かける客の便宜を図ったもの」と説明しているが、ほとんどの客はベトナム人であるため、この説明にはまったく説得力がない。自由市場でのドルの取引価格は銀行の正式レートより高い場合がほとんどで、旅行会社はこの差額でかなりの利益を得ているとみられる。
・ ホーチミン市観光協会、旅行・ホテルサービスでの外貨併記を提案 (2012/03/13)
・ 旅行各社、Free&Easyツアー増加で業績悪化を懸念 (2011/05/13)
・ ドル安になっても、価格に反映されず (2011/04/29)
・ 外貨での価格表示に12ヶ月の営業停止処分 (2009/06/02)
・ 外貨の市場外取引規制、今年6月1日から (2006/01/06)

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