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技術の進歩は早く、人々の暮らしの中には、自動車やバイク、最新のコンピューターに携帯電話など、便利なもので溢れている。こうした便利な道具は1度使ってしまったら、手放すのは難しい。ベトナムには、お盆やテト(旧正月)に日用品をかたどった紙製の冥器を亡くなった人があの世で不自由しないように捧げて供養する習慣がある。以前は紙幣、洋服などが主流だったが最近は「ハイテク機器」の形をした冥器が注目を集めている。5日付ベトナムネットが報じた。
「ハイテク冥器」には、携帯電話、液晶テレビ、洗濯機など様々なデザインがある中、紅河デルタ地方バクニン省にあるソンホー村で、一番人気はホンダの高級バイクSHシリーズだ。価格は大きさや紙の種類によって異なるが、高いものは数十万ドンもするという。人々の生活が豊かになり、物が溢れていく中、「ハイテク冥器」業界もますます盛況なようだ。