マグロを原料とするヌクマム(ベトナム魚しょう)として人気のある「ナムグー(Nam Ngu)」には、多くの国で健康に悪影響を及ぼす可能性があるとして使用が禁止されている着色料「ブラウンHT(E155)」が使用されている。6日付ジエンダンゾアンギエップが報じた。
このヌクマムはハノイ市や中部ダナン市のほとんどの市場やスーパーマーケットで販売されており、容器に貼付されている商標表示には添加物としてブラウンHTの名が記されている。ダナン市食品安全衛生支局のグエン・ミン・ティエン医師はこの問題について、「ダナンは消費市場なので生産段階での成分検査は難しい。健康に対する影響についての情報もまだ明確でない。上級機関による発表を待っている」と述べた。
ブラウンHTは着色料として食品に使用されている。因果関係が科学的に証明されている訳ではないが、アレルギーを引き起こす可能性があるとしてフランス、ドイツ、米国、スイス、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、ベルギー、オーストリアなどで使用が禁止されている。
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