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グエン・タン・ズン首相は29日、カジノ経営に関する政令第86号/2013/ND-CPを公布した。政令によると、国内のカジノへ入場出来るのは外国人に限定されており、ベトナム人の入場は従来通り禁止される。同政令は2013年10月1日より施行される。カフェエフが報じた。
また同政令では、カジノ経営に関する違反行為の罰金について以下のように規定している。
◇ベトナム人の入場を許可した場合:1億8000万~2億ドン(約84~93万円)の罰金
◇経営許可書に記載されている賭博機械台数に関する規定違反:1億8000万~2億ドン(約84~93万円)の罰金
◇賭博機械の種類やタイプに関する規定違反:1億3000万~1億5000万ドン(約60~70万円)の罰金
◇経営許可書を取得せずカジノ経営を行った場合:9000万~1億ドン(約42~47万円)の罰金
◇経営場所に関する規定違反:1億8000万~2億ドン(約84~93万円)の罰金
なお、財政省によると、現在外国人向けのカジノは、ホーチミン市及びハノイ市を中心に全国で43か所の3つ星以上のホテルや観光地に設置されている。