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ベトナム商工会議所(VCCI)は9日、在ベトナム米国大使館の協力を得て、「ビジネス環境における清廉度と透明性」と題したシンポジウムを開催した。10日付公安紙(電子版)が報じた。
同シンポジウムでVCCI企業支援部のグエン・クアン・ビン部長は、「その後の妨害行為を恐れて汚職の告発を行わない企業が多いため、ビジネス環境で汚職が氾濫している」と指摘した。
政府の調査機関によると、「(権力者の意図的な妨害行為で)ビジネス上の問題に直面した場合、どんな対応をとるか」という質問に対し、調査対象企業の59%が「権力者に金品を渡す」と回答している。また、51%が「影響力のある他の権力者に解決を依頼する」と回答した。
一方、「管轄当局に告発する」、「マスコミを通じて非難する」と回答した企業はそれぞれ13%、6%と低い水準に留まっており、ビジネスの潤滑油として汚職を容認している姿勢が見て取れた。
また、「賄賂を渡した方が仕事がスムーズに進む」、「賄賂として渡す金額は後に獲得出来る利益と比べれば安いもの」と回答した企業がそれぞれ32%、26%あり、その他の回答も含めると、約7割の企業が自主的に賄賂を渡している現状が明らかとなった。
・ 「汚職を発見しても告発しない」が62%、無力感広がる (2013/07/15)
・ 小額賄賂が「潤滑油」として横行、50万ドン以下なら「告発しない」が8割 (2013/05/22)
・ 汚職は依然として改善されず、最も多いのは税関 (2013/04/04)
・ 世界腐敗認識指数、ベトナムは176か国中123位 (2012/12/11)

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