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ベトナム国内のコンピュータから発信される迷惑メールは1日33億3000件を超える。10月末にハノイ市で開催されたインターネットセキュリティに関するフォーラムで、情報通信省ベトナム・コンピューター・セキュリティセンター(VNCERT)のブー・クオック・カイン所長が明らかにした。サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
カイン所長は、「これだけの量の迷惑メールが発信されているということは、ベトナム国内にあるコンピュータのうち少なくとも50万~100万台が世界的なボットネット(※)の一部となっていることを意味する」と話している。ボットネットによる攻撃は深刻な被害をもたらすが、ベトナムの対応能力はまだ十分とはいえない。このためVNCERTは、インターネットを利用する個人や企業などに対し、ボットネットによるDDoS攻撃の兆候が確認された場合はただちにVNCERTに報告するよう呼びかけている。
情報通信省のグエン・ミン・ホン次官によると、同省は現在、情報安全法の草案を作成しており、2014年初めに政府に提出する予定。また、この問題に関する政府の管理を強化するため、近く情報安全局を設置するとしている。
※ボットネット:悪意のある攻撃者によって構築され、インターネット経由の命令によって遠隔操作をされてしまっているコンピュータ群のこと。
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・ サーバー攻撃のリスク、ベトナムは世界でワースト11位 (2012/12/11)
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