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東北部地方クアンニン省ドンチエウ町人民委員会の報告によると、同町スアンソン中学校で9日、体育の授業中に教師に顔面を叩かれた生徒が脳出血により入院するという事件が起きた。
入院したのはカオ・キエン・クオン君(15歳)。同日は雨天のため教室内で体育の授業が行われており、クオン君が授業中に無断で席を移動しようとしたため、体育教師が口頭で注意をした後にクオン君の顔面を2回叩いた。
同日夜、クオン君は頭痛を訴え、家族に付き添われてドンチエウ町医療センターを受診した。同センターの医師らは脳出血と診断し、クオン君は14日にハノイ市のベトドク病院に転院し手術を受けた。現在は退院し、健康状態も良好だという。
ドンチエウ郡人民委員会は、体罰を働いた体育教師を18日から15日間の停職処分とし、事件について詳しく調べている。