ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

ニャチャン:ボルバキア菌感染の蚊を放出、デング熱・ジカ熱対策で

2018/03/13 03:08 ICT配信

 デング熱とジカ熱の感染が多発する南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市ビンルオン村で3日、デング熱・ジカ熱対策として国内で初めて約100匹のボルバキア菌感染蚊が放出された。同村では予め蚊の放出の賛否を問う投票を行い、地域の全370世帯から賛同を得ていた。

 同プロジェクトはオーストラリアのモナシュ大学の補助金で実施されるもので、放たれた蚊がデング熱やジカ熱の感染源の蚊と交配することによりウイルスの増殖が抑えられ、感染源を撲滅できるものと期待されている。

 約3000人が居住する同市チーグエン島では、2013年~2014年にかけてボルバキア菌に感染させた蚊の放出が試験的に実施された。2014年12月時点の調査では同島に生息する蚊の90%以上がボルバキア菌感染蚊に変わったとする結果出ており、現在もその生息数を維持している。

 この成果から研究グループは2015年から本土での放出について研究を進め、同村での蚊の放出に至った。今後12~18週間にわたり、1週間毎に100匹の蚊をプロジェクトの地図に則った50m四方の敷地へ放出する予定。

 ボルバキア菌感染蚊を用いたデング熱やジカ熱の感染源撲滅はベトナムやオーストラリア、インドネシアを始め世界各国で10年以上前から研究されており、人間や動物、環境に安全な方法であるとして評価されている。

【関連記事】

・ ベトナムの蚊に殺虫剤耐性、デング熱のコントロールに脅威も (2023/02/07)
・ ビンズオン省:デング熱対策でボルバキア菌感染の蚊3000万匹放出 (2022/03/28)
・ ハノイ:デング熱感染者、前年同期の3倍超に (2019/06/24)
・ ハノイ:デング熱感染者数1万3000人に急増、5人死亡 (2017/08/11)
・ デング熱・脳炎など夏の感染症が流行、死者も (2017/06/28)
・ ニャチャン:ボルバキア菌感染の蚊100万匹を放出へ、デング熱・ジカ熱対策で (2017/02/09)
・ 全国のジカ熱感染者数が152人に、デング熱の死者は36人 (2017/01/03)
・ 全国でデング熱流行、年初7か月で4万5000人感染―前年同期比3倍 (2016/08/08)
・ 国内初のジカ熱感染確認、ホーチミンとカインホア省の女性2人 (2016/04/05)

[Le Phuong, VnExpress, 6/3/2018 14:45 GMT+7, T].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
ハノイで「空飛ぶタクシー」実証実験へ、市当局と地場企業が協力 (4:34)

 ハノイ市科学技術局と地場投資・テクノロジー企業のフンベト(Hung Viet)は28日、同市における低空経済(Low-Altitude Economy=LAE)の開発モデルの構築に向け、自動操縦型の「空飛ぶタクシー」を用いた実証実験(...

中秋節の月餅、EC市場で売上6割増 ティックトックショップが席巻 (4:21)

 2026年の中秋節(旧暦8月15日=新暦9月25日)のシーズンに、ベトナムの電子商取引(eコマース=EC)市場では月餅の売上高が大幅に増加した。  ECデータを手掛けるメトリック(Metric)の報告によると、8月19日か...

ダナン:五行山の世界遺産登録目指す、複合遺産として推薦準備 (3:54)

 南中部地方ダナン市は、同市グーハインソン街区(phường Ngũ Hành Sơn、旧グーハインソン区)にある観光名所「五行山(グーハインソン=Ngũ Hành Sơn)」について、国際...

21年で義肢1600本を無償製作、障がい者の自立支える元傷病兵の医師 (27日)

 医師のレ・タイン・ドーさん(男性・81歳)は、過去21年間にわたり、集合住宅にある自宅を工房に改装し、1600本以上の義手や義足を製作して傷病兵や障がい者に無償で提供し、社会復帰を支援してきた。  ある...

WEF旅行・観光開発指数ランキング、ベトナムは110か国中52位 (3:23)

 世界経済フォーラム(WEF)が発表した「2026年版旅行・観光開発指数(The Travel & Tourism Development Index 2026)」のランキングによると、ベトナムはスコアが4.15で世界110か国・地域中52位となった。2024年と...

ベトナムの越境QR決済、日本・インド・マレーシアでも展開へ (2:38)

 ベトナムの越境QRコード決済システム「VietQRGlobal」が日本、インド、マレーシアの3か国へ拡大する見通しとなった。ベトナム国家銀行(中央銀行)傘下のベトナム国家決済社(NAPAS)のグエン・ダン・フン副社長が...

神奈川県、ベトナムに海外事務所を開設 地方自治体初の試み (2:17)

 神奈川県と公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)は11月1日、ハノイ市に「ハノイ・神奈川経済貿易事務所」を開設する。  日本の地方自治体が主導してベトナムに海外事務所を設置するのは初めてとなる。 ...

UMI、ハノイ市科学技術局などと新素材やGX分野で協力覚書 (1:04)

 素材・化学分野に特化した投資活動を行うユニバーサル マテリアルズ インキュベーター株式会社(UMI、東京都中央区)は、ハノイ市のインフラ整備と経済社会発展に向け、新素材やグリーントランスフォーメーション...

河合塾グループ、ベトナムのVCファンドに投資実行 (0:50)

 河合塾グループの持株会社である株式会社KJホールディングス(東京都新宿区)は、ベトナムを中心とした東南アジアのスタートアップ企業に投資するベンチャーキャピタルのドゥー・ベンチャーズ(Do Ventures)が運営...

米USTDA、ホーチミンの集中型デジタル技術団地のFS調査を支援 (28日)

 米国貿易開発庁(USTDA)は、ホーチミン市における総面積300haの集中型デジタルテクノロジー団地「スタビアン・デジタルパーク(Stavian Digital Park)」の事業化調査(FS)に対する資金援助協定を締結した。  ...

ベトナムと北朝鮮の国防次官がハノイで会談、実質的協力を推進へ (28日)

 ハノイ市で24日午後、グエン・チュオン・タン国防次官(上将)と北朝鮮のリョ・チョルウン国防次官(上将)が国防次官級会談を行い、両国間の国防協力関係や共に関心を持つ国際・地域情勢について意見を交わした。 ...

ベカメックス東急、ビンズオン新都市で高級分譲マンション竣工 (28日)

 東急株式会社(東京都渋谷区)とホーチミン市人民委員会傘下の工業団地開発大手ベカメックスグループ[BCM](Becamex Group)の合弁会社であるベカメックス東急(BECAMEX TOKYU)は、ホー

ハノイ工科大学に「越日スペース」開設、関彰商事が支援 (28日)

 ハノイ市のハノイ工科大学(HUST)で18日、「越日スペース(Vietnam-Japan Space)」の開設・竣工式典が開催された。  同施設は、日本語や日本文化の学習支援、キャリア支援、先端技術分野における共同研究の推...

NTT e-MOIなど日越4社、ベトナムのデジタル農業分野で協力覚書 (28日)

 ローコードソフトウェア開発を強みとするNTT e-MOI(ハノイ市)、携帯通信大手ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)傘下のVNPT情報技術(VNPT-IT、ハノイ市)、ニイヌマ株...

グリーンSM、オランダでEV試行運行を開始 欧州2か国目 (28日)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気自動車(EV)・電動バイクの車両リース・タクシー会社で、配車サービス「グリーン

越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved