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2019/02/26 04:30 JST配信
) (C)Thanh nien, L.Q.T.  写真の拡大. |
南中部沿岸地方ダナン市にあるダナン工科大学の学生らのグループDUT-ACはこのほど、視覚障害者や高齢者の安全な歩行を補助する器具として「スマートステッキ」を開発した。このステッキはホーチミン市技術師範大学で開催されたEPICS(Engineering Project in Community Service)のコンテストで1位を受賞した。
DUT-ACは多くの専門分野の学生から成るグループで、各自が専門性を生かしながら集団イノベーションに取り組んだことが成功につながった。スマートステッキは、複数のセンサーを装備しており、前方2.5m以内に障害物を発見すると、ステッキの持ち手が振動して使用者に知らせる機能を持つ。また、使用者の現在地を家族に自動的に知らせる機能もある。
グループのメンバーらは開発に当たって、視覚障害者や高齢者の歩行の様子を長期間にわたって観察して彼らが不便や困難に感じることを把握し、解決するよう努めた。使用者が力を使う必要のない自己走査型センサーを採用したことはその表れだ。
似たような機能を持つスマートステッキがベトナムに輸入されているが、価格は400万～500万VND(約1万9400～2万4300円)する。グループは別の機能の開発を続けるとともに、100万VND(約4850円)程度に価格を抑えることを目指している。
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