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愛知県名古屋市で10日、愛知県ベトナム人協会が発足した。現在、日本で生活するベトナム人の数は約30万人に上っており、愛知県は東京都に次いで、ベトナム人が2番目に多い都道府県となっている。
式典には、ブー・ホン・ナム駐日ベトナム大使のほか、学生団体VYSA-TOKAIやベトナム料理教室を運営するBetoaji Nagoyaなど現地のベトナム人グループの代表者、ベトナムと所縁のある県内企業の代表者らが出席した。
ナム大使はこの席で、「日本に住むベトナム人は、私が初めて仕事で日本を訪れた20年前と比べて、はるかに増加した。そんな中、同胞が互いに助け合うだけでなく、この地でベトナムの良いイメージを作っていくためにも、ベトナム人協会の役割が非常に重要になっている」と述べた。
これを受け、愛知県ベトナム人協会のレ・アイン・ソン会長は、「県内に住むベトナム人が相互協力できるような枠組みを作るよう努力するとともに、日本人との交流の場を積極的に作っていきたい」と目標を語った。