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ベトナムのアプリマーケット大手Appotaがこのほど発表した「ベトナムモバイルマーケティング・ゲーム2019」に関する報告によると、ベトナム人は1日あたり平均40万時間をライブストリーミングで配信されるゲームの視聴に費やしていることが明らかになった。視聴時間のうち61%はモバイル端末によるものだという。
報告によると、現在ベトナムでは5100万人がモバイル端末で毎日ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やエンターテインメント、ゲームにアクセスしている。このうち3300万人はスマートフォンを使用しており、2020年には4400万人まで増加することが見込まれている。
また報告では、ベトナムのモバイルユーザーはオンラインゲームに費やす時間がSNSの利用時間を上回っており、フェイスブック(Facebook)やユーチューブ(YouTube)、ニモティービー(NimoTV)などのプラットフォームでライブストリーミングを介して他のユーザーとコミュニケーションを取りながら毎月数千万時間もゲームに勤しんでいる。このことから、オンラインゲーム市場の潜在力の高さがうかがえる。
ベトナムのユーザーはあらゆるアプリやゲームを体験することにも積極的で、ベトナムは現在アプリやゲームのダウンロード数が世界トップ10に入っている。これはオンラインゲームの配信事業者だけでなく、オンライン広告業界にも大きなビジネスチャンスといえる。
さらに世界ではオンライン広告の視聴時間の平均が8~9秒であるのに対して、ベトナムのユーザーは19秒と世界で最も長い。特にアプリやゲーム内のプレゼントをもらうためにオンライン広告や短編のビデオクリップの視聴に時間を費やすことも厭わない。
2018年におけるデジタル広告の売上高は6億6300万USD(約709億円)に上り、このうち62%がスマートフォンによるものだった。デジタル広告は今後も成長を続け、2020年には10億USD(約1070億円)に達し、スマートフォンが占める割合も80%まで拡大すると見込まれている。
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