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ハノイ市タインチ郡ドンミー村(xa Dong My, huyen Thanh Tri, Hanoi)の「ベトナムバードパーク(Vietnam Bird Park)」が“ミニカンガルー”とも呼ばれるワラビーの飼育に成功した。
2018年にオランダから輸入されたワラビーは、同パークで1年余り飼育されており、その数も数十匹に達している。チャン・ニュー・ザップ園長によると、大人のワラビーの体重は約30kgだが、パークで飼育しているワラビーは15~20kg程だという。
草食動物であるワラビーの主食は草や野菜、果物。パークでは、ワラビーが病気にならないよう、化学物質などが含まれていない清潔な餌と水を与えるようにしており、予防接種を毎年受けさせている。
ワラビーは有袋類カンガルー科に属するが、カンガルーと比べて小型で後ろ足が小さく、尾も短いのが特徴。主な生息地はオーストラリアで、森林地帯や岩場など起伏の多い地域に生息している。通常の毛の色は灰色だが、突然変異で白い毛を持つワラビーもいる。