ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

新型コロナ、ベトナムで新たに9人の感染確認―計85人に

2020/03/20 13:55 JST配信
(C) vnexpress
(C) vnexpress 写真の拡大.

 ベトナム保健省は19日夜、国内で新たに9人の新型コロナウイルス(COVID-19)の感染を確認したと発表した。今回、新たに感染者が見つかったのはハノイ市で4人、ホーチミン市で5人。これで国内で見つかった感染者は計85人に増加した。新たに見つかった感染者のうち、7人は英国からの入国者で、残りはフランスとトルコからの入国者だった。

 既に完治した者を除くと、現在、ベトナム国内で最も感染者が多いのはハノイ市(24人)。以下、ホーチミン市(14人)、南中部沿岸地方ビントゥアン省(9人)、東北部地方クアンニン省(6人)と続いている。

 新たに感染が確認された9人の詳細は以下の通り。

◇77人目の感染者(女性・25歳):ハノイ市タインスアン区ニャンチン街区在住のベトナム人。留学先の英国から3月17日にカタール航空のQR976便でハノイ市に到着。その後、隔離されて感染を確認。
◇78人目の感染者(男性・22歳):ハノイ市バックトゥーリエム区在住のベトナム人。留学先の英国から3月17日にエミレーツ航空のEK394便でハノイ市に到着。直後に隔離措置を受け、3月19日に感染確認。
◇79人目の感染者(女性・48歳):南部メコンデルタ地方バクリエウ省出身で英国在住。3月14日にエミレーツ航空のEK4便で英国・ロンドンからドバイに移動。その後、3月15日にEK394便でホーチミン市に到着。3月18日に感染を確認。
◇80人目の感染者(男性・18歳):79人目の感染者の息子で、同様の旅程で入国。
◇81人目の感染者(男性・20歳):南中部高原地方コントゥム省在住のベトナム人。フランス・パリからエールフランス航空のAF254便で3月15日にホーチミン市に到着。入国後の検査で感染確認。
◇82人目の感染者(女性・16歳):ホーチミン市5区在住。3月14日にエミレーツ航空のEK30便で英国・ロンドンからドバイに移動。その後、3月15日にEK364便でホーチミン市に到着。入国時に症状はなかったが、検査で陽性判定を受けた。
◇83人目の感染者(女性・50歳):ホーチミン市ビンタイン区在住のアメリカ人。ベトナム入国前の14日間にタイ・プーケット島とトルコ・イスタンブールを訪問。3月15日にトルコ航空のTK162便でホーチミン市に到着。採取した検体から陽性を確認。
◇84人目の感染者(男性・21歳):ハノイ市ドンダー区在住のベトナム人。留学先の英国から3月18日にベトナム航空のVN54便でハノイ市に到着。検体から陽性を確認。
◇85人目の感染者(男性・20歳):ハノイ市バーディン区在住のベトナム人。3月18日に留学先の英国からベトナム航空のVN54便でハノイ市に到着。検体から陽性を確認。

[vnexpress 19/3/2020, 23:44 (GMT+7) U].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ベトナム、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)に加盟 (6:02)

 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は15日、ベトナムが11月7日付けで所定の手続きを完了し、IRENAに加盟したと発表した。  IRENAへの加盟は、再生可能エネルギーの拡大やエネルギー転換、グリーン成長を重...

ベトナムとキプロス、二重課税防止協定を締結 (6:02)

 キプロスの首都ニコシアで15日、ベトナム財政省とキプロス財務省が、所得に対する二重課税防止・租税回避防止に関する協定を締結した。  同協定は、両国間における課税権の合理的な配分を確保し、国際基準...

ハノイ:旗艦映画館「ギャラクシー・シネX」がオープン (5:57)

 ギャラクシー・スタジオ(Galaxy Studio)は15日、北部市場への進出戦略の一環として、同社にとってハノイ市初となる旗艦映画館「ギャラクシー・シネX・ハノイセンター(Galaxy CineX - Hanoi Centre)」をオープン...

湖の上の「越僑集落」、カンボジアから帰国した人々の暮らし (14日)

 東南部地方ドンナイ省ディンクアン村のスオイコー地区に面するチアン湖では、カンボジアから帰国した越僑(在外ベトナム人)150世帯以上が、電気も上水道もない水上家屋で暮らし、網漁で日々の生計を立てている。...

ホーチミン:26年3月からバス運賃改定、メトロとの共通券導入へ (5:50)

 ホーチミン市は、2026年3月1日から市内路線バスの運賃を改定するとともに、バスと同市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)の共通乗車券を初めて導入する方針だ。同市建設局が同市人民委員会に...

SBI、ベトナムのインシュアテックスタートアップに出資 (4:48)

 SBIホールディングス株式会社(東京都港区)は、同社グループが運営するSBI-NTUキョウボ・デジタルイノベーションファンド(SBI-NTU-Kyobo Digital Innovation Fund、シンガポール)を通じて、ベトナムのインシュア...

伊藤忠ロジスティクス、新会社をホーチミンに設立 (4:35)

 総合物流業の伊藤忠ロジスティクス株式会社(東京都港区)は、ベトナムにおけるグローバルサプライチェーン需要の拡大に対応すべく、100%子会社「伊藤忠ロジスティクス・ベトナム(ITOCHU LOGISTICS (VIETNAM)=I...

コンベヤのJRC、ベトナム子会社をフンイエン省に設立へ (3:00)

 コンベヤや環境プラント、ロボットSIなどの事業を手掛ける株式会社JRC(大阪府大阪市)は、同社100%出資のベトナム子会社を北部紅河デルタ地方フンイエン省に設立する。  ベトナム子会社「JRCベトナム(JRC V...

ベトジェットエア、運賃最大100%割引キャンペーン 3日間限定 (2:31)

 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、年末の旅行シーズンに合わせて、12月17日(水)午前0時から19日(金)23時までの3日間限定で、すべてのベトナム国内線

ハイフォン港、年間貨物取扱量が200万TEUを初突破 (16日)

 北部紅河デルタ地方ハイフォン市で港湾群を運営する港湾大手ハイフォン港[PHP](Hai Phong Port)は14日、2025年年初からの貨物取扱量が200万TEUを突破したと発表した。

日本政府、ベトナム中部の洪水被害に150万USDの緊急無償資金協力 (16日)

 日本政府は12日、ベトナム中部における甚大な洪水被害に対する支援として、150万USD(約2億3300万円)の緊急無償資金協力を実施することを決定した。  今回の緊急無償資金協力により、国際移住機関(IOM)を通...

交通事故被害者の救急搬送、個人救助者に最大3万円の支援金 (16日)

 道路交通事故の被害軽減基金に関する政令第279号/2025/ND-CP(12月15日施行)では、交通事故被害者および救助者への支援制度が新たに導入された。  支給される支援金は、身体損傷率に基づいて規定されている...

ホーチミン~カントー~カマウ鉄道、建設省がCTグループの提案審査 (16日)

 ファム・ミン・チン首相はこのほど、CTグループ(CT Group)が提案しているホーチミン市~カントー市(南部メコンデルタ地方)~カマウ省(同)間鉄道プロジェクトを審査するよう建設省に指導した。    CTグルー...

信頼性の高い輸送企業、ジェマディプトがロジスティクス部門1位 (16日)

 ベトナム評価レポート社(ベトナムレポート=Vietnam Report)は11日、2025年の信頼性の高いロジスティクス・輸送企業トップ10を発表した。ロジスティクス部門では、ジェマディプト港湾海

ベトナムと中国、国境ゲートでの貨物双方向輸送の試行開始 (16日)

 ベトナムと中国の両国当局は10日、国境ゲートを通じた貨物の双方向輸送方式の試行を開始した。期間は2026年12月9日までの1年間となっている。試行は、以下の3つの国境ゲートの専用道路および通関レーンで実施す...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved