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ハノイ市人民委員会のグエン・ドゥック・チュン主席は19日、市内のスーパーマーケットや小売業者の代表らとの会合を行い、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行する状況の中での商品の備蓄状況について報告を受けた。代表らは、サプライヤーと協議して通常の3倍の備蓄量を確保できる体制を整えたと報告した。
チュン主席は、各業者の迅速な対応と市への協力を高く評価した。主席は、スーパーには食品をはじめ必需品は十分に備蓄があるとし、市民はいたずらに不安に陥ることなく落ち着いて、人込みを避け、食品を買いだめする必要はないと強調した。
主席はまた、交通運輸局に対し、食品を運搬するトラックの市内通行に便宜を図るよう指示。保健局には消費者と直接接触するスーパーの店員らにマスクなどの医療用品を支援するよう指示した。
主席は、ガソリンスタンドや薬局、スーパーマーケット・食料品店を除く全ての店舗に対し、できるだけ営業を停止するよう勧告するとともに、市民は3月いっぱいはなるべく在宅で生活するよう呼びかけた。
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