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映像ストリーミングサービス「ネットフリックス(Netflix)」は2016年にベトナムでの配信サービスを開始し、ベトナムで収益をあげているが、納税義務を果たしていないことが問題となっている。
財政省傘下の税務総局は追徴課税を行うため、ベトナム国家銀行(中央銀行)傘下のマネーロンダリング防止局と協力し、ネットフリックスのベトナム事業の調査を進めている。
ベトナム国内における10月時点の利用者数は約30万人で、月額利用料金は18万~26万VND(約810~1200円)。毎年ベトナムで約1000億VND(約4億5000万円)の収益を得ていると試算される。
さらにネットフリックスは、ベトナムにおけるインターネットを介した有料テレビサービスの認可も取得していない。ベトナム国内に事務所もサーバーも置いておらず、サービスの登録や料金の支払いはオンラインやクレジットカードを通じて行われている。
ベトナム当局の動きに関連し、同社の責任者は24日、「ベトナムの規定を順守する方針であり、海外の事業者が納税できる仕組みの構築を希望する」とコメントした。
なお、納税義務違反だけでなく、ネットフリックスが配信する映画やドラマに暴力・性表現、麻薬使用やベトナムを批判する描写、公序良俗や美徳に反する描写が多いことも問題視されている。
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