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南中部沿岸地方クアンナム省にある世界文化遺産のミーソン聖域を管理するミーソン文化遺産管理委員会はこのほど、ミーソン歴史遺跡景観保護区の設定の発表式典を開催した。
ミーソン歴史遺跡景観保護区は総面積1160.05haで、このうち1000haを天然林が占める。景観保護区の設定後は、森林の管理・保護・生態学的な回復、インフラ整備、環境・生物多様性保全の教育などに関する様々な活動が行われる。
ミーソン聖域は、2世紀から15世紀後半ごろまでベトナムの南中部沿岸地方に存在したチャンパ王国の聖地で、その文化的・建築的・宗教的な価値から1999年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録された。
ミーソン歴史遺跡景観保護区の設定は、遺跡の保護エリアの拡大のほか、歴史文化遺跡の保護、森林生態系の保全と開発、生物多様性と既存の野生動植物の保全、環境保護、森林生態系の回復、地域の経済社会発展への貢献などにつながると期待されている。
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