![]() (C) vnexpress |
ベトナムで開発中の最初の新型コロナウイルスワクチンは、今年の第3四半期末ごろの国内生産開始を見込んでいる。22日に開かれた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防国家指導委員会の会議で、保健省科学技術訓練局のグエン・ゴ・クアン副局長が明らかにした。
クアン氏によると、現在国内では4つの組織が新型コロナワクチンの開発に参加している。このうちナノゲン社(Nanogen)の「ナノコバックス(Nanocovax)」が先頭を走っており、第2期臨床試験を開始した。保健省傘下のワクチン医学生物学研究所(IVAC)の「コビバック(Covivac)」は今月、第1期臨床試験に入ったばかり。第1ワクチン生薬製造会社(VABIOTECH)のワクチンは4月の第1期臨床試験開始に向けて準備中だ。ワクチン生物製剤研究製造センター(POLYVAC)も開発を進めている。
クアン氏はナノコバックスについて、「4月末に第2期臨床試験の結果を評価する。5月に第3期臨床試験を開始し、第3四半期末に終了を予定している」と述べた。第3期臨床試験が順調に進み、良好な結果を得られれば、初めての国産ワクチンの生産を開始できるとの見通しを示した。
・ 国産コロナワクチン「ナノコバックス」、5月から第3期臨床試験 (2021/04/28)
・ 新型コロナ国産ワクチン「ナノコバックス」、9月までに流通許可取得の見通し (2021/03/26)
・ 2種類目の新型コロナ国産ワクチン、第1期臨床試験開始 (2021/03/16)
・ 新型コロナ国産ワクチン「ナノコバックス」、第2期臨床試験を開始 (2021/03/01)
・ 英アストラゼネカ製ワクチン、2月末にベトナム到着 まず10.2万人分 (2021/02/19)
・ ベトナム、国産新型コロナワクチンの治験を開始 (2020/12/17)

から



)
)
)
)
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)













