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新型コロナ:5省・市で市中感染88人、第4波の市中感染1万人超える 死者+1人増(21日正午発表)

2021/06/21 16:26 JST配信 (2021/07/01 12:47 JST最終更新)
(C) vnexpress
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 保健省によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により1万1529人目の感染者(男性・75歳)が死亡した。

 新型コロナによる死者は累計67人、4月末から広がった第4波では32人となった。

 男性はホーチミン市8区在住。6月14日に新型コロナ陽性となり、クチ郡の病院に入院して治療を受けたが、高齢であることや重度の基礎疾患などにより、20日午前に死亡が確認された。死因は新型コロナによる肺炎、進行性呼吸不全、敗血症、多臓器不全、高血圧と2型糖尿病、脂質異常症を背景とする敗血症性ショックと診断された。

 保健省の新型コロナに関する21日正午の発表によると、5省・市で市中感染者88人が新たに確認された。海外からの入国者2人も陽性となった。

 新規の市中感染者の内訳は、◇ホーチミン市:63人、◇東北部地方バクザン省:16人、◇北中部地方ゲアン省:4人、◇北部紅河デルタ地方バクニン省:3人、◇北中部地方ハティン省:2人。

 これにより、4月27日以降の第4波の市中感染者は42省・市の計1万0078人となり、18日に9000人を超えてからわずか3日間で+1000人以上増加した。

 市中感染者のうち87人は感染者の接触者(F1)や既存の集団感染発生地域の関係者などで、隔離区域内または封鎖区域内で感染が確認された。

 午前と正午の発表を合わせると、同日の市中感染者数は7省・市の計134人。

 21日正午の発表時点でベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は1万3348人、死者数は+1人増えて67人となっている。

 ホーチミン市では、市中感染者が多く出ている8区の16街区第2地区(khu pho 2, phuong 16)について、21日正午から14日間、最も規制が厳しい首相指示第16号/CT-TTgを適用する。

 バクザン省は、感染状況が落ち着きつつあることから、イエンテー郡、ルックナム郡、ランザン郡、ヒエップホア郡の4郡の社会的隔離措置について、最も規制が厳しい首相指示第16号/CT-TTgから規制が緩い首相指示第15号/CT-TTgの適用に変更した。ベトイエン郡とイエンズン郡については引き続き首相指示第16号/CT-TTgを適用する。


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