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ホーチミン市外務局のチャン・フオック・アイン局長はこのほど開かれた記者会見で、市内に住む外国人を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種計画の策定を進めていることを明らかにした。
新型コロナ第4波による感染が急拡大しているホーチミン市は現在、国内最大の震源地と化しており、国内外の各方面から同市を支援しようという声が高まっている。
市は現在、日本やタイ、カンボジア、韓国、インドなどの当局と支援に向けた話し合いを進めており、19日には、カンボジア政府から◇医療用マスク100万枚、◇微粒子用マスク「N95マスク」10万枚、◇酸素発生器100台、◇20万USD(約2200万円)の支援を受け取った。
市はさらに、各国の領事館と緊密に連携して、外国人向けのワクチン接種計画の策定を急いでいる。これは、同市の外国人コミュニティおよび新型コロナの影響で、市内に足止めされている外国人を対象としたもの。この他、帰国を希望する外国人の支援も進めていく方針。