ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

ホーチミン:経済回復に向けた活動再開計画案を公表、グリーンカード発行対象など

2021/09/13 17:34 JST配信
(C) vnexpress
(C) vnexpress 写真の拡大.

 ホーチミン市当局は経済回復に向けた活動再開計画の一環として、移動許可証となる「イエローカード」と「グリーンカード」を導入する計画案を発表し、企業などの意見聴取を行っている。

 計画案によると、◇「十分なワクチン接種」を受け、接種から14日以上が経過した人、◇回復者(退院証明書などを保有)、◇自宅療養で回復し、検査で抗体を持っていることが確認された人に対し「グリーンカード」を発給する。「グリーンカード」の有効期間は6か月。

 また、1回のワクチン接種を受け、接種から14日以上が経過した人々に対しては「イエローカード」を発給する。

 「十分なワクチン接種」に関連し、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製ワクチンは1回接種型だが、それ以外のワクチンの場合は2回の接種が必要となる。なお、保健省はJ&J製ワクチンの緊急使用を許可しているが、世界的な供給不足によりベトナムはまだ受領に至っていない。

 「イエローカード」、「グリーンカード」を活かした規制緩和の工程表は以下の通り。

◇第1期(9月16日~10月31日):グリーンカード所持者、また全従業員がグリーンカードを持つ企業はすべての活動(カラオケ、ディスコ、バー、マッサージ、店内飲食、娯楽、スポーツ、映画館、商業施設を除く)への参加が可能。

 新型コロナ検査の結果が陰性だったイエローカード所持者も一部活動への参加が可能。ただし、外部の人々と接触のある部門では、グリーンカードを持つ従業員のみを起用する。

◇第2期(11月1日~2022年1月15日):グリーンカード所持者は、さらに商業施設、スポーツ、屋外娯楽活動、小規模飲食サービスへの参加が可能。

◇第3期(2022年1月16日以降):残るすべての活動の再開が可能。ただし、カラオケ、ディスコ、バー、マッサージについては、参加者はグリーンカードの所持が必須となる。

[VnExpress 15:11 11/09/2021, 21:22 10/09/2021 / Thanh Nien 20:27 10/09/2021, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ベトナムの通信事業者、eSIM普及を加速 (15:13)

 ベトナムの通信事業者が、物理SIMからeSIMへの転換を強化している。各社はオンライン手続きに対応し、手数料の無料化を進めている。これにより、通信分野におけるデジタル化が一段と加速しつつある。  12月...

2025年の信頼性の高い旅行会社、ベトラベルが3年連続1位 (13:54)

 ベトナム評価レポート社(ベトナムレポート=Vietnam Report)は1日、2025年の信頼性の高い旅行会社トップ10とホテル・リゾート部門トップ5を発表した。  同ランキングは、財務能力やメディアの信頼性、関連...

有料テレビ「K+」、26年1月でベトナム事業終了 (13:17)

 有料テレビ「K+」を運営するオーバー・ザ・トップ(OTT)サービス事業者のベトナム・サテライト・デジタル・テレビジョン(VSTV)は、2026年1月1日付けで「K+」のサービスの提供を終了すると発表した。  イン...

車いすでピックルボールに打ち込む人々 (7日)

 グエン・バン・フアンさん(男性・40歳)は毎週、東北部地方クアンニン省からハノイ市まで100km以上の道のりを三輪バイクで走り、ピックルボールに打ち込んでいる。フアンさんにとって、ピックルボールは障がいへ...

ノイバイ空港、第2旅客ターミナル拡張エリアが12月19日に運用開始 (6:56)

 ハノイ市ノイバイ国際空港の第2旅客ターミナル(T2)拡張エリアは18か月の工期を経て、12月19日に運用が開始される予定だ。T2では、3D手荷物スキャナー「920CT」や米国運輸保安局(TSA)基準を満たしたボディスキャ...

ホーチミン:都市鉄道人材の育成急ぐ、外国人専門家への依存軽減 (6:28)

 ホーチミン市人民委員会は、都市鉄道(メトロ)網の拡大に向け、2025〜2030年の人材育成計画を公表した。同市は2035年までに7路線、2045年までに10路線の運行を予定しており、運行と保守に必要な人材を計画...

ホーチミンに自由貿易区を設立、政府が提案 (5:54)

 政府はこのほど、ホーチミン市の開発にかかる特別制度の試行に関する国会決議第98号/2023/QH15の一部を改正・補足する決議案を国会に提出し、同市に自由貿易区(FTZ)を設立することを提案した。改正は、投資を呼...

サン・フーコック航空、26年3月に国際線運航開始 (5:28)

 観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)傘下のサン・フーコック・エアウェイズ(Sun PhuQuoc Airways=SPA)は、ベトナム民間航空局(CAAV)から国際線対応の航空運送事業許可(Air Operator Certificate...

EV配車サインSM、ラオスで法人向け電気タクシーサービスを展開 (4:37)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社で、配車サービス「サインSM

行政区を点数方式で分類、社会経済政策策定の根拠に (3:38)

 行政区分類に関する政令第307号/2025/ND-CP(11月27日施行)では、行政区の分類基準を定めており、社会経済政策や地方行政の運営体制を整備するための基礎とした。  新政令が公布された背景には、今年7月の行...

テックフェスト2025、ハノイで12月12日から開催 (2:03)

 ハノイ市のホアンキエム湖歩行者天国で12月12日(金)から14日(日)まで、スタートアップとイノベーションに関する体験型イベント「テックフェスト・ベトナム2025(TechFest Vietnam 2025)」が開催される。  同...

聖母マリア教会がXmasライトアップ、LED装飾は昨年の2倍 (6日)

 ホーチミン市サイゴン街区(旧1区)中心部に位置するドゥックバー(聖母マリア)教会は、今年もクリスマスシーズンに合わせて装飾され、クリスマスの雰囲気を楽しむ大勢の家族連れや若者で賑わっている。  同教...

第21回ホイアン日本祭り2025、12月26日から開催 (6日)

 南中部地方ダナン市(旧クアンナム省)のホイアン文化遺産保存管理センターは4日、ホイアン旧市街で12月26日(金)から28日(日)にかけて、第21回ホイアン日本祭り2025が開催されると発表した。  同イベントはダ...

コンダオ国立公園、IUCNグリーンリストに認定 (6日)

 ホーチミン市コンダオ特区のコンダオ国立公園(Vuon Quoc gia Con Dao)はこのほど、国際自然保護連合(IUCN)が認定・授与する「グリーンリスト(Green List)」の認定証を受領した。  「グリーンリスト」は、コ...

ラムドン省:洪水で1750世帯が孤立、自治体が緊急対応を指示 (5日)

 南中部地方ラムドン省で豪雨に伴う洪水被害が発生している。旧ビントゥアン省のエリアを中心に大規模な洪水が発生し、約1750世帯が孤立する事態となり、同省人民委員会が4日に緊急対応を指示した。  省全体...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved