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スイスのジュネーブにあるバルビエ・ミュラー美術館で2022年2月28日まで、ベトナムのドンソン(Dong Son)文化芸術的な遺物を展示する企画展が開催されている。
同展はベトナムとスイスの外交関係樹立50周年(1971年10月11日-2021年10月11日)に伴う活動の一環として、9月28日に開幕した。
今回は銅鼓をはじめとするドンソン文化の貴重な青銅器コレクションの一部が展示されており、展示物の約90%がベトナムで発見されたものとなっている。
美術館に名前が冠されているガブリエル・バルビエ・ミュラー氏もドンソン文化の美術に魅了された1人で、ドンソン文化に関する書籍を読み漁り、銅鼓や青銅斧、青銅剣、装身具など美しい遺物を探し求めたという。
ドンソン文化は、ベトナムでは北部紅河デルタ地方を中心に紀元前4世紀頃~紀元後1世紀頃に発展した青銅器時代の文化。1924年に北中部地方タインホア省タインホア市を流れるマー川流域のドンソンで青銅器が発見されたことをきっかけに遺跡の調査が行われ、ドンソン文化と命名された。
遺物としては美しい文様の銅鼓がよく知られる。銅鼓はベトナム人の誇りともなっており、ベトナムの様々なところでモチーフに使われている。
・ タインホア省:住民が2000年前の銅鼓を発見 (2016/10/01)
・ フランス極東学院の資料に見る20世紀初頭のベトナム (2014/12/21)
・ タインホア省:民家の庭から銅鼓が出土、古代ムオン族の副葬品か (2014/10/25)
・ ソンラ省:2000年前の墓を発見、青銅器時代ドンソン文化の有力者か (2014/09/16)

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