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ベトナムの少数民族であるタイ(Thai)族の民族舞踊「ソエタイ(Xoe Thai)」が15日、フランス・パリで開かれた国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第16回政府間委員会で無形文化遺産に登録された。
ユネスコは「ソエタイはタイ族の世界観や宇宙観を反映しており、テト(旧正月)や祭り、慶事などの機会に演じられる。また、年齢や性別、社会的な地位、職業、民族などの区別なく、全ての人に開かれている」と評価した。
ソエタイはタイ族の人々の労働の中から生まれ、西北部地方(ディエンビエン省・ライチャウ省・ソンラ省・イエンバイ省)で暮らす各少数民族をつなぐものになっていった。
ソエダンスには、輪になって踊る輪舞ソエ、儀式ソエ、上演ソエの3種類があるが、輪舞ソエが最も一般的だ。儀式ソエと上演ソエは、使う小道具によってソエカン(スカーフ)やソエクアット(団扇)、ソエノン(円錐形の葉笠)などと呼ばれている。
ベトナムでは、ソエタイのほか、少数民族ムオン(Muong)族の儀式とバーチュアスー廟祭り、複数の少数民族の民謡テンの儀式、綱引き、伝統歌謡ハット・ソアンなどが無形文化遺産に登録されている。
・ アンザン省のバーチュアスー廟祭り、ユネスコ無形文化遺産に登録 (2024/12/07)
・ ムオン族の儀式とバーチュアスー廟祭り、ユネスコ無形文化遺産登録を目指す (2020/06/12)
・ 少数民族の「民謡テンの儀式」、ユネスコ無形文化遺産に登録 (2019/12/17)
・ 「綱引き」がユネスコ無形文化遺産に認定、豊作祈願の儀礼 (2018/11/09)
・ 伝統歌謡「ハット・ソアン」、緊急保護リストから代表リストへ (2018/02/08)

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