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「綱引き」がユネスコ無形文化遺産に認定、豊作祈願の儀礼

2018/11/09 06:10 JST配信

 西北部地方ラオカイ省・紅河デルタ地方ビンフック省・同バクニン省・ハノイ市の4省・市に伝わる「綱引き」が、このほど国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に認定された。「綱引き」は、ベトナムにおける無形文化遺産の登録として12件目となっている。

 ビンフック省人民委員会と文化スポーツ観光省は2日、同省で開催された「東北部地方の諸民族・文化スポーツ観光デー」の開幕式で、無形文化遺産の認定書伝達式を執り行った。

 綱引きは稲作の豊作を祈願する儀礼として、古くから稲作文化がある諸国で行われてきた。2014年3月にベトナム・韓国・カンボジア・フィリピンの4か国が共同で綱引きの無形文化遺産への認定申請を行い、2015年12月2日にナミビアで開催されたユネスコ無形文化遺産保護条約第10回政府間委員会で登録が決定した。

 ベトナムにおける「綱引き」の儀礼は前述の4省・市のほか、北部地方の山岳民族であるタイ(Tay)族、タイ(Thay)族、ザイ族の間でも古くから行われてきた。

 ユネスコ・ベトナム事務所のマイケル・クロフト代表は認定書伝達式で、祖国を守るコミュニティの団結力を高く評価すると共に、これまでの経験からベトナムがユネスコとの誓約に基づき文化遺産を効果的に保護していくことを確信しているとコメントした。

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