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- 8月1日公開のベトナム・韓国合作映画
- アルツハイマー病の母親と息子を描く
- 北米で8月28日公開、韓国でも年内公開
8月1日に公開されたベトナム・韓国合作映画「Mang Me Di Bo(英題:Leaving Mom)」が14日、公開2週間で興行収入1500億VND(約8億4000万円)を突破した。
8月は祝日もなく、映画館の観客も少ないことから映画業界の「閑散期」とされる中、8月公開のベトナム映画としては史上初の快挙となった。
さらに、ベトナム国内での成功を受け、海外でも公開されることが決まった。米国とカナダで8月28日に、オーストラリアとニュージーランドで9月11日に公開される。このほか、韓国映画振興委員会(KOFIC)の情報によると、韓国でも2025年後半に公開される予定だという。
アルツハイマー病の母親と、母親を介護する息子との関係を描いた同作品は、「2037」(2022年)などを手掛けた韓国のモ・ホンジン監督と、「ベトナムの怪しい彼女(Em La Ba Noi Cua Anh)」(2015年)や「昨日からの少女(Co Gai Den Tu Hom Qua)」(2017年)、「Em Va Trinh」(2022年)などを手掛けたファン・ザー・ニャット・リン(Phan Gia Nhat Linh)監督の2人がタッグを組んだ作品で、モ・ホンジン氏が監督・脚本を、リン氏がプロデューサーを務めている。
キャストには、ベトナムのホン・ダオ、トゥアン・チャン、ジュリエット・バオ・ゴック、クオック・カイン、ハイ・チエウ、ラム・ビー・ザ、ビン・ザウなどのほか、韓国のチョン・イル、コ・ギョンピョなど、名だたる俳優陣が集結している。