ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

航空会社、欧州路線でロシア上空迂回 コスト増などの影響

2022/03/29 16:14 JST配信
(C) vnexpress
(C) vnexpress

 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けてロシア上空の飛行が禁止されていることで、航空会社は飛行ルートの変更を余儀なくされ、燃料費を含めたコスト増や保険などの問題に直面している。

 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)はロシア直行便(25日より運航を一時停止)を、地場不動産デベロッパー大手FLCグループ[FLC](FLC Group)傘下のバンブー航空(Bamboo Airways)はロシア経由の欧米路線を運航しているが、軍事侵攻を受けて多くの国が航空会社に対し、ロシア上空を通過するルートの飛行やロシア国内の代替飛行場の使用を禁止している。

 そのため、ベトナムの航空会社は欧州路線の運航にあたり、ロシア上空を迂回し、中国やカザフスタン、北アフリカの上空を通過するルートに切り替えている。これにより、飛行時間は60~120分延び、1回の飛行にかかるコストも1万0600~2万1200USD(約130万~260万円)増加している。

 ベトナム航空は欧州路線を週6便運航しており、週に7万~13万USD(約870万~1610万)のコストが余計にかかることになる。一方、バンブー航空は欧州路線を週3便運航しており、週あたりのコストの増加は3万5000~6万5000USD(約430万~810万円)となる。

 また、米国路線についてもロシア上空を迂回するルートに切り替える必要があり、飛行時間は20~30分伸び、コストも増加する。

 さらに、ロシアとウクライナからの供給不足により燃料価格も上昇しており、航空会社の負担が増大しているのが現状だ。

 なお、ベトナム航空が25日からハノイ~モスクワ線の運航を一時停止している理由について、交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)は、ベトナム航空がロシア路線に投入している使用機材は主にリース機材であり、航空機リース契約では米国および欧州連合(EU)が制裁対象としている国・地域への飛行が許可されていないためだと説明した。

 また、飛行できたとしてもロシア国内で技術的な問題が発生した場合、航空会社は禁輸措置のために欧州からロシアにスペアパーツを輸入して修理することができず、ベトナムから高いコストをかけて輸送する必要がある点も問題となっている。

[VnExpress 22:37 25/03/2022, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
党大会後初外遊のラム書記長、ラオスでトンルン書記長と会談 (6日)

 トー・ラム書記長とファム・ミン・チン首相、チャン・タイン・マン国会議長は、ラオスを同時訪問した。ラム書記長は首都ビエンチャンで5日、トンルン・シースリット国家主席 兼 ラオス人民革命党中央委員会書記...

ベトジェットエア、「アジア太平洋航空金融センター」設立を発表 (6日)

 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)とホーチミン市ベトナム国際金融センター(VIFCホーチミン=VIFC-HCMC)の運営機関はこのほど、「シンガポール・エ

日本でベトナム語能力検定試験を実施へ、ハノイ師範大学 (6日)

 ハノイ市のハノイ師範大学はこのほど、日本でのベトナム語能力検定試験とベトナム語能力証明書の発行について、日越経済協力促進協会(VJECPA)と提携して実施することに関する決定を同協会に手渡した。  決...

ホイアンの土産物、竹根彫刻の「生みの親」を訪ねて (1日)

 南中部地方ダナン市(旧クアンナム省)のホイアン旧市街のバクダン(Bach Dang)通りにある小さな店の前で、多くの観光客が足を止める。人々は、職人のフイン・フオン・ドーさんの巧みな手によって、無機質な竹の根...

ハノイ:技術取引所とデジタル転換市場を開設 (6日)

 ハノイ市科学技術局は3日、ハノイ技術取引所(HanoTEX)とデジタル転換市場(DTMarket)を立ち上げた。これは、実効性を重視した科学技術市場の構築を目的としたもので、技術を経済社会の価値創出に結び付ける取り...

韓国語能力試験を大学入試に活用可能に、香港に続く2例目 (6日)

 韓国教育省傘下の国立国際教育院は3日、ベトナムで2026年から韓国語能力試験(TOPIK)の成績を大学入学に必要な外国語科目の点数として活用できるようになったと発表した。  ベトナム教育訓練省が1月12日に決...

輸入混乱で食品安全の新規定を一時停止、4月15日まで旧規定適用 (6日)

 政府は4日、決議第9号/2026/NQ-CPを公布し、食品安全法をガイダンスする1月26日付けの政令第46号/2026/ND-CP(即日施行)、および食品製品の公表・登録を規定する1月27日付けの決議第66.13号/2026/NQ-CP(即日施行...

ラム書記長特使として訪中のチュン外相、習国家主席と会見 (6日)

 トー・ラム書記長の特使として中国を訪問したレ・ホアイ・チュン外相は4日、習近平(シー・ジンピン)総書記 兼 国家主席と会見した。  習国家主席は、1月に開かれた第14回ベトナム共産党全国大会の成功と、...

ベトテル、シンガポールに駐在員事務所を開設 (6日)

 国防省傘下のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は4日、シンガポールに駐在員事務所を開設した。  同事務所は、デジタルインフラ連携や国家規模のデジタルトランスフォーメーション(DX)展開...

ハノイ~クアンニン間高速鉄道、ビンスピードが投資主に (6日)

 東北部地方クアンニン省人民委員会はこのほど、ハノイ~クアンニン間高速鉄道プロジェクトの投資方針を承認した。投資主として、不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC]

ホーチミン:メトロ1号線、テト2日間は運賃無料に (6日)

 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社(HURC1)は、テト(旧正月)に合わせて、新暦2月16日と17日(旧暦12月29日と1月1日)の2日間、同路線を無料で運...

ダナン:ドラゴン橋、テトに10夜連続で噴水・ファイヤーショー (6日)

 ダナン市人民委員会は、2026年のテト(旧正月)期間中のロン橋(ドラゴン橋=ドラゴンブリッジ)の噴水・ファイヤーショーおよびハン川橋の旋回スケジュールを発表した。  新暦2月13日から22日まで(旧暦12月26...

APACの26年旧正月旅行動向、人気旅行先にベトナム3都市 (6日)

 世界最大級の宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム(Booking.com)」は、アジア太平洋(APAC)地域における2026年の旧正月の大型連休の旅行動向を発表した。  同ランキングは、2026年1月6日から1月13日まで...

ホーチミン:旧正月ブックストリートフェス、2月15日から開催 (6日)

 ホーチミン市人民委員会は、テト(旧正月)を祝うイベントの一環として、「ブックストリートフェスティバル2026」の開催計画を発表した。今年は「春の集い、着実な前進」をテーマに開催する。同イベントは2月15日...

外国人の海外ブローカー経由取引を容認、国内証券口座の開設不要に (5日)

 財政省は3日、証券取引や情報開示などの規定を改正する通達第8号/2026/TT-BTCを公布した。外国人投資家の参入を容易にし、2026年9月のFTSEラッセル新興国指数への組み入れによる海外資金の流入拡大を狙う。通達...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved