ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

1~3月期のスト件数、前年同期比+40%増 大半が賃上げ要求

2022/04/28 15:46 JST配信
(C) thanhnien
(C) thanhnien 写真の拡大.

 2022年1~3月期に発生したストライキの件数は前年同期比+40%増の64件に急増した。賃上げや手当、給食など福利の充実化、社会保険料などの十分な納付を求めるものが大半だった。

 これは、ベトナム労働組合総連盟が26日に開催された給与と労働市場の安定化に関するワークショップで明らかにしたもの。

 2018年から2021年までの4年間に発生したストライキの件数は計567件となっている。年間の件数は2018年の214件から2021年に107件まで減少したが、2022年に入って急激な増加に転じた。

<2018年~2022年1~3月期に発生したストライキ件数>

 この背景には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が続く中で賃金が上がらないことと相まって、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、石油関連製品の価格が世界的に上昇し、国内での物価も大きく上昇し、一部労働者の生活が困窮していることがある。

 すべてのストライキは、労働組合が率いるものではなく労働者が自発的に行ったものだった。経済的な目的を追求するストライキが大半で、労働者らは冷静に抗議し、企業の機械設備を破壊するなどの行為はなかった。

 ストライキが発生した時期は、テト(旧正月)前後が最も多く全体の30%を占めた。期間については、1~2日が大半で、中には5日続いたものもあった。

 なお、ストライキが発生した企業を国・地域別でみると、韓国が最も多く、以下、◇中国、◇台湾、◇ベトナム、◇日本。業種別でみると、繊維・縫製が全体の40%を占めトップ。以下、◇履物・皮革:15%、◇電子:10%、◇木材加工:7%と続いた。

 ベトナム労働組合総連盟は、ストライキを削減・防止するために最低賃金を2022年7月1日から引き上げることの必要性を主張した。

【関連記事】

ホーチミンの日系企業でスト、年半ばの賃上げで不一致続く (2022/08/31)
1~6月期のスト件数、前年同期比+22%増 賃上げ遅延で生活困窮 (2022/07/19)
最低賃金引き上げ、8協会が23年からに延期要請 (2022/04/19)
ゲアン省とハティン省でストライキ多発、昇給求める (2022/02/17)
ゲアン省:外資系履物工場の大規模スト終了、会社が昇給に同意 (2022/02/15)
ゲアン省:外資系履物工場の大規模スト続く、労使交渉まとまらず (2022/02/11)
ゲアン省:外資系履物工場でテト明けに大規模スト、昇給・制度改善求める (2022/02/09)
台湾系履物工場のストライキ終了、テト賞与は現状維持 (2022/01/13)

[Thanh Nien 18:25 26/04/2022 / VnExpress 20:39 26/04/2022, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
EU、ベトナムの交通とクリーンエネルギーに5.6億EUR投資 (5:04)

 欧州連合(EU)のヨゼフ・シケラ欧州委員(国際パートナーシップ担当)は24日、ハノイ市で開催された「EU・ベトナムビジネス投資フォーラム」で、ベトナムの持続可能な交通とクリーンエネルギーの分野に5億6000万EU...

配車Be、家族向け配車機能「ビーファミリー」を提供開始 (4:30)

 地場ビーグループ(Be Group)は23日、家族向け配車機能「ビーファミリー(beFamily)」の提供を開始したと発表した。2025年末からの試験導入を経て、アプリを直接利用する機会が少ない高齢者や子供の移動のサポー...

ベトナム航空、世界のフルサービスキャリアトップ25で16位に (3:55)

 全日空(ANA)が出資するベトナムのフラッグキャリアベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は、世界唯一の航空安全・製品格付けサイト「エアラインレイティングス(AirlineRatings)」が

ハノイ郊外の村落で口承される独自の「隠語」、200年の歴史 (22日)

 ハノイ市郊外のダイスエン村(旧フースエン郡)ダーチャット村落の人々は、ベトナム語の標準語とは別に、かつて竹臼作りの技術を秘伝として守るのに役立った何千もの隠語から成る独自の言語を持っている。  ...

ハノイ:ベトナム国際トラベルマート2026、4月9日から開催 (2:34)

 ハノイ市のICE国際展覧会センター(91 Tran Hung Dao, phuong Cua Nam, TP. Ha Noi)で4月9日(木)から12日(日)まで、「ベトナム国際トラベルマート2026(VITM 2026)」が開催される。  今年のテーマは「デジタ...

ガソリンなどの小売価格上限が一斉下落、RON95は1L約180円に (25日)

 商工省と財政省は25日午後2時、各種ガソリンと石油製品の小売価格上限を大幅に引き下げた。  今回の調整による各種燃料の新たな小売価格上限および値下がり幅は以下の通り。 ■企業がガソリン・石油価格...

ハイフォン港とベトナムコンテナ、燃料価格変動で追加料金導入 (25日)

 北部地方最大の港湾ハイフォン港の運営会社ハイフォン港[PHP](Hai Phong Port)は、燃料価格の変動に基づく追加料金(サーチャージ)を適用すると顧客に通知した。市場における燃料価

台湾鴻海、クアンニン省のEV部品子会社に110億円追加投資 (25日)

 電子機器受託生産(EMS)で世界最大手の台湾フォックスコン・テクノロジー・グループ(Foxconn Technology Group=鴻海)は、ベトナムの各子会社への投資を相次いで拡大している。最近では、東北部地方クアンニン省...

ハノイ:2500席規模の新劇場を建設へ、投資総額120億円 (25日)

 ハノイ市共産党委員会常務委員会は、ベトナム文化の発展に関する政治局決議第80号-NQ/TWを実施するための行動計画第8号-CTr/TUを公布した。  市の文化発展のために2026~2030年に総額36兆1120億VND(約2175...

越露首相がモスクワで会談、ベトナム原発建設協定に署名 (25日)

 ロシアを公式訪問中のファム・ミン・チン首相は23日、首都モスクワの首相府でロシアのミハイル・ミシュスチン首相と会談した。会談後、両首相はベトナム国内における原子力発電所建設協力に関する政府間協定の...

燃料高騰で航空各社が悲鳴、サーチャージ引き上げや国内線運休も (25日)

 中東での紛争を背景とした航空燃料価格の高騰と供給不安を受け、ベトナムの航空各社は路線の運休など対応を迫られている。また、各社は国際線での燃油サーチャージの引き上げを検討しており、早ければ4月初旬に...

ハノイ・メトロと米ビザ、メトロ2路線で非接触型決済を導入完了 (25日)

 ハノイ市の都市鉄道(メトロ)を運営するハノイ・メトロ(Hanoi Metro)と米クレジットカード大手ビザ(Visa)は、メトロ2A号線(カットリン~ハドン区間)と3号線(ニョン~ハノイ駅区間)の2路線でオープンループ方式に...

クオン国家主席、金正恩氏の北朝鮮国務委員長再選に祝電 (25日)

 外務省の24日の発表によると、北朝鮮の第15期最高人民会議第1回会議において、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が同国の国務委員会委員長に再選されたことを受け、ルオン・クオン国家主席が祝電を送っ...

サンGと米マリオットが協力、30年までにホテル10軒開業 (25日)

 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)は23日、米国のホテル運営会社であるマリオット・インターナショナル(Marriott International)との間で、戦略的協力関係を...

ヤクルト、ベトナムで「ピーチ風味」を新発売 (25日)

 株式会社ヤクルト本社(東京都港区)の海外子会社であるベトナムヤクルト(ホーチミン市)は、4月1日に新商品「ヤクルト ピーチ風味」をベトナムで発売する。  人気のあるピーチ風味をヤクルト製品に導入するこ...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved