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ハノイ市バーディン区チュックバック街区は23日、「オンライン公共サービス出張支援隊」を発足した。
住民のオンラインによる公的サービス利用率を高めることが狙いで、隊員は家々を回って、国家公共サービスポータルを利用することの意義や、行政手続きが簡単に、時間もかからずできること、どのようなサービスが利用できるかなどを説明した。オンライン公共サービスの利用を促すと同時に、ICチップ付き身分証明書(IDカード)を利用することのメリットを、特にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を使った詐欺の防止策となることなどを中心に広報した。
同隊は、住民からの要望があればサポートを行う。同街区の人口は現在7000人あまり。公共サービスの需要が常時あるが、ITに不慣れな人も多いため、ノートパソコンを持参して各家庭を訪ね、実際に操作してもらって使い方を教える。正式発足に先立って試行したところ、同街区ではオンライン公共サービス利用者がぐんと増えたそうだ。