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ホーチミン市交通運輸局は、交通渋滞と事故を減らすべく、午前6時から午後10時までの時間帯に30席以上のバスの中心部乗り入れを禁止することを提案した。今後、同市ベトナム祖国戦線中央委員会をはじめとする関連機関に意見聴取を行う方針。
案によると、30席以上のバスの乗り入れ禁止エリアは、◇国道1号線の北・西方面、◇ハノイ大通り・マイチート(Mai Chi Tho)通り・ドンバンコン(Dong Van Cong)通りの東方面、◇ボーチーコン(Vo Chi Cong)通り・フーミー(Phu My)橋・グエンバンリン(Nguyen Van Linh)通りの南方面に囲まれたエリア。
計画では、まず2025年にかけて午前6時から午後10時までの時間帯に寝台バスの乗り入れを禁止。
その後、2025年から2030年にかけて、さらに30席以上のバス(路線バス、葬儀用車両、公用車、観光車両を除く)の乗り入れを禁止する。この他、乗り入れ禁止の対象車両を「30席以上のバス」から「16席以上のバス」として対象範囲を広げることも検討している。
同局によると、ホーチミン市の車両台数は年+8.0%増のペースで増加しており、同市登録の車両台数は840万台に達している。近隣の省・市から乗り入れる車両も非常に多く、運転手が自ら客引きする無認可の輸送車両も多いため、深刻な交通渋滞を引き起こしており、当局も管理できていないのが現状だ。